第1回東京カープ会  993記

第一部−1  第一部−2  
第二部−1  第二部−2


二宮 さあ、第二部はですね、皆様方とですね、直接ですね、疑問・質問をぶつけていただくと。それが球団まで飛ぶかどうかは分かりませんけども。
田辺 言いますよ、僕は。球団に。
二宮 田辺さんが全部伝えていただくということでございますから、遠慮なく、こういうことを聞いてみたいということがあれば、その質問に対して私とか川口さん・田辺さん・上田さんがお答えすると。またそれに対して、いや私はこう思うということがあればですね、どんどん言っていただきたいということでございます。さあ、どなたでも結構でございます。えー、じゃあ、先程の、はいはい。
質問者1 あのですね、一言申し上げますけども、僕はカープのこと大好きです。でも現実としては、七年連続Bクラスっていうことは、セリーグで最弱なんですよ。これは、球団の経営の仕方が根本的に間違っていると。チームの作り方が根本的に間違っているんじゃないかと。普通これがですね、一般の企業だったら社長はクビですよ。それなのになぜ、オーナーは変わらないのかと。で、カープというのは市民球団っていうことを標榜してますから…
二宮 ちょっと、こっちで話していただけます?(会場笑)もう、どうぞ。マイク持って。私も意見一緒なんで。どうか皆さん言ってやってください。
質問者1 すいません、下前と申します。(会場拍手)で、七年連続Bクラスということですけど、普通はですね、一般企業、例えば東洋工業も社長変わりましたよね。でも、なぜカープが経営者が変わらないのかっていう。普通、不思議ですよね。カープは市民球団っていうことを標榜してます。で、市民球団っていうんだったら、球団はなぜ財務の内容を公開しないんです?不思議ですよね。で、松田オーナーは公開しないんですよ。ね?普通だったクビになってもいいのに、こうやって。で、今日田辺さんや川口さんが「ちょっとこれは言えないんだけどな」っていうのは、多分ですね、松田オーナーが…うーん、だからそこまでちょっとあれですけど、かなり影響力が、ある意味独裁体制を、田舎の中小企業としてのですね、経営の仕方をやってるんじゃないかと。で、今の時代、平成の時代にカープ変わって、昭和の時代は松田家のやり方が通用したかもしれませんけど、今の時代は七年連続Bクラスなんですよ。結果なんですよ。経営っていうのは。それなのになぜか代わらないと。っていうことで、多分その樽募金が今回やられてますよね。で、本来だったら、カープというのが市民球場の中でやるプレーヤーじゃないですか。プレーヤーっていうか、コンテンツじゃないですか。で、一番恩恵を受けるのはカープなのに、それでお金がないんだったらですね、ここに来て松田オーナーが頭を下げて「皆さん、お金がありません」。財布の中を見せて、「これだけしかありませんから入れてください」と、そういったことがですね、広島市内・広島県内、あるいは今日東京・新宿で僕もちょっとやってきました。そういうことは(オーナーは)やってないんですよ。そういうことを本気でやるんだったら、僕出しますよ。でもそういうことが本気じゃないから、また正直、中国新聞さん一生懸命やられて、きっかけにはなると思うんですけど、これがですね、市民運動としてこれが爆発的にいくかといったら、かなり謎です。あと、秋葉市長の責任も重いと思います。で、四十年以上やってるんですね。広島人としての誇りである市民球場、これはもう建て替えて当たり前なんですよ。どんな建物だって古くなったらですね、建て替えないとだめなんですよ。で、それをですね、本来だと事前に準備しとかないといけないのに、お金がないからできない。じゃあ、お金がないんだったら皆さんに対して頭を下げなきゃいけない。じゃあ秋葉市長とか松田オーナーが樽募金の横に立ってですね、頭を下げてるかっていったら、そんなこと一切してません。で、そういうことを本気で、さっきもちょっと言いましたけど、新球場問題と球団経営はセットで考えなきゃいけないんですよ。その両方の当事者が本気になってない。本気になるとお金なんてですね、十万円を十万人から集めたら百億円になるんですよ。僕出しますよ。で、カープファンにはですね、そういう樽募金のDNAっていうものがあるんですよ。(会場笑)これは、うちの爺さんやうちの親父なんかは実際放りこんでました。僕にもあります。そうなったら、その時は本気でお金つっこみますよ。でも今日、僕は新宿で千円しか入れませんでした。これはやっぱり本気になってないからです。
二宮 その通りです。私、全く同感でね、全くその通りなんですよ。これが一つのきっかけになればいいなと思ってましてですね、樽募金って一億円なんですね、目標がね。一億だったらブルペンもできないんですよ。三木谷オーナーは三十億ポンと出したんですよ。これはもう本当、下前さんのおっしゃる通り、球団は増資をしてね、広島出資企業をいっぱい募って、メジャーのやり方の共同出資にするしか生き残れないんですよ。で、もう巨人の十四億円なんですよ、カープが生き延びてるのは。はっきり言って。一試合一億円なんです。これ、十四億円入るんです。十四試合あるからね。これで生き延びてたんだけど、これがもう、この収益構造が崩れたんですよ。放映権料も安くなりますよ、視聴率が下がったらさ。ということは、新しい収益基盤を考えるためには、私は球団数を増やしていってアメリカ型のプレーオフスタイルを導入して、これを分配していくと。メジャーリーグ、四百億円なんですよ、フォックスグループが。これをですね、各球団分配するっていうことは、均等分配。僕は均等分配じゃなくて経営者分配の方がいいと思ってますけども、そういう収益構造を変えていかなきゃいけない。それでまさに、これは本当、下前さんおっしゃったけれども、本当は経営問題なんですよね。これをね、でも私たちがいきなり球団をね、持てるかといったらそうじゃないんでね。僕はもう、きっかけにしたい。皆様に問題意識を持っていただいてですね。はっきり言って樽募金だったらね、今日集まったぐらいだったら、そうですね、何できますかね?マウンドのちょっと地ならし代。(会場笑)そのくらいなんです、はっきり言って。だけども、それでもやらないよりやる方がいいだろうと。それによって、自分たちの熱意をね、球団の経営者も市長も考えてくれよと。本当はね、田辺さん。これ、行政がやるべき問題なんですよね。アメリカなんかはね、行政が全部球団を作る。なぜかっていったらね、球団ないと非行だって増えるんですよ。非行防止こそお金かかるんですよ。ドジャースなんていったら、みんな暴れちゃいますよ、あれ、あの辺の人。あの辺って言ったら悪いけどね。そういうことまで含めるんだけれども、田辺さん、結局、行政が本腰にならないとしょうがないんじゃないですかね?
田辺 秋葉市長は広島県人じゃないですからね。DNAがないんですよ、あれ。(会場笑)どっかヨソモンですから。たまたま広島でプラプラして、大学の教授やっただけですからね、関係ないです。
二宮 関係ない。すごい意見が出ましたね。じゃあ、下前さん、市長に立候補してよ。(会場笑)
田辺 ただここで一つ、皆さんに報告したいのはですね、そういう問題、山積みのに初めて直面してですね、カープ球団も少し変わってきました。これね、新聞報道でご存知の方もいるかもしれませんけど、例えば全国でチケットが買えるようになったりですね、自分からファンサービスを率先していくと選手が言ってみたりですね。今日も大野の練習場では、カープの選手がユニフォームを着て、みんな用事があったのに集まってですね、ファンサービスやってるんですよ。オーナーの命令で。ですからオーナーもですね、上着着て最近出入りがだんだん…前はだいたい球団にいらっしゃったんですけど、激しいんですよ。結構経済界とか、出入りをやっててですね。多分下前さんが怒ったのはここだと思います。これまずいなあ、と。これ以上やったら下前さん、球団に殴りこみに行くでしょう?(会場笑)オーナーもやろうと。ということで、一応形の上ではね、少し変わってきてます。たださっきもおっしゃったように、全部を公開してやってないから経済界とか市がですね、「公開しとらんのじゃけえ、わしらもしらんよ」と。これちょっと悪い流れに。
二宮 これだって、あれはJリーグは全部公開してますけど財務諸表だすっていうのは本当はね、その責任は市にあるんですよね。出したくないからね、「諸表上は必要ない」なんていう。諸表上の必要がないなんていうんなら、ライブドア全部財務諸表出せるっていうね。変な話ですよね。
田辺 オーナーも少し考えは変わってきてはいらっしゃいます。一応ね、いくら売り上げはあっていくら出したかっていうようなものはですね、毎年経済レポートっていうのは地元の経済紙に確かに出してるんですよ。皆さんが知りたいのは、もっと細かい部分で、理念といいますかね、じゃあ球団はどうしたいんだ、そこにどうしたいんだとか、ドミニカはどうなったんだとか。(会場笑)
二宮 聞きたい!聞きたい!ドミニカどうなったんですか?
川口 ドミニカなんてありましたね。
田辺 もう砂漠になってるのか、まだあるのか、僕も知らないんですけど。最近成功品がありませんからね、誰も。
二宮 じゃあ、続いて質問。どなたでも結構です。どうぞ。
質問者2 さっきドラフトの話が出たんで、最近のドラフトにちょっと疑問があるんで質問したいんですけど。今年はピッチャーばっかりだった。で、去年は少ない人数しか獲らないと。かつ獲る地域が偏ってると。例えば、東北でいうと秋田。あと福井。
二宮 山梨とか?
質問者2 山梨学院。で、本来野球の盛んな神奈川とか関西とかですね、あと九州は大分ダイエーに荒らされたんで厳しくなったんですけど、そういうとこから獲らないし。あと、そう四国。四国からなぜ獲らないかと。天野ぐらいしか獲らないですよね。今年であれば鵜久森とかを獲るべきだったと。
川口 天野を獲ってきたのは白武ですから。白武。
二宮 白武。佐世保工業の。
川口 「なんでこんな選手獲るんや」って言われたんですから。じゃあ、実際活躍した。
二宮 四国学院大学でね。
川口 あいつは酒を飲む能力もあったけど、人を見る能力もあったですから。(会場笑)
質問者2 でですね、ドラフトの考え方っていうのは今球団はどういう風に考えているのかちょっと聞いてみたいです。
二宮 分かった。聞きましょう。上田さん、どうですか?ドラフト。
上田 僕は球団の考え方は知りませんよ。今年ピッチャーしか獲らないっていうのは大間違いだと。だから球団は知りませんが、カープのドラフトが十年以上にわたって間違いの繰り返しであるのは、絶対その通りだと思います。いくらでもありますよね、失敗例は。ドラフト一位で、なんだ、戸畑高校かなんかの、センバツでちょっと出たような…。
二宮 横松!横松はやめろって言ったんだけどねえ。
上田 あれはどうして一位ですか?去年なぜ広陵の選手を獲る時に無理矢理でもいいから西村を獲らないの。西村がね、プロですぐ通用するとは到底思いませんよ。思わないけれども、俺、白濱が甲子園でヒット打ったの見たことないんですよ。(会場笑)白濱の打球が甲子園で外野に届いたのは二、三回しかないと思う。で、西村は甲子園で三敗しかしなかったのかな。少なくとも通用するピッチャーですよ、二、三年すれば。で、巨人がどれだけ金があるか知らないけれども、広島、「早稲田行きたいんです」って言わせればいいじゃないですか。そういう戦略のなさっていうの、感じますね。キャッチャーもそうでしょう?
二宮 キャッチャーも白濱を獲ったら白濱育てるべきでしょう、ドラフト一位だからね。ドラフト一位っつったら城島とかね、西武の今の監督やってる伊東とか、谷繁とか。ドラフト一位の高校出のキャッチャーっていうのは折り紙つきなんですよ。
上田 谷繁獲らなかったんですよ。あいつ広島なんですよ。
二宮 それじゃなくって、今年も巨人の星を獲ろうとしたんですよ。あっ、星じゃねえや。
質問者2 ダイエー行った加藤です。
二宮 あれ獲ろうとしたらね、あれやめたでしょう。だったら、だって白濱獲る意味ないじゃない。その一貫性がないんだよ。田辺さん、これどう?ちょっと。
田辺 僕は今の、全くその通りですね。ですからおっしゃることにプラスアルファで言えばですね、川口さんが例えば現役で活躍されていた頃はですね、川口さん鳥取ご出身ですけども、岡山だったら山根さんがいらっしゃって、山口だったら津田さんがいらっしゃって。島根だったら大野さん。結局中国地方全域を抑えてたんですよね。
二宮 瀬戸内海のマーケットを意識したんだよね。
田辺 そうです。そういう風な戦略がまずあって、あとは強いところ弱いところ色々ありますから、スカウトの方も少ないお金で色々回るわけですから、得意技が色々あってもいいんですけど、そういう理念はないとですね、今みたいにおっしゃったように変なところから獲るっていうご意見ですから、それじゃ線にはならないで点にしかならないですよね。それが結局、さっきのファンへのあれへとつながってきますよね。
二宮 川口さん、その辺はどうですか?
川口 スカウト自体を変えなきゃだめですよ。だってそうじゃないですか、じゃあカープはそういう選手を獲るっていうのは、王道を外れてるわけでしょう。王道を行っている人たちっていうのは、回りにいくら金がばら撒かれてるわけですか。その本人じゃなくて、その回りの人たちに金が渡ってるわけでしょう。それはドラフトじゃないわけじゃないですか。自由契約っていうのもができた時点で、そのドラフトの意味がなくなってるわけでしょう、結局。だけどカープはそれじゃいけないからって方針を変えてるわけなんですよ。そういうところにお金は出せないから。だから、そういうところをどんどん変えていかないと。
二宮 同じ高校ばかり獲るっていうのは、なんか怪しいですね。
川口 全くその通りだと思います。
質問者2 福井商業とか。
二宮 名前は具体的には言えませんけども。(会場笑)
川口 だからある意味ね、そういうカープが獲ってきた選手のラインで獲るしかなかったりとかね。巨人だとか阪神だとか横浜だとかお金のある球団が獲りにいかないところを狙って、カープは獲りにいってるわけですよ。これはオリックスにしてもカープにしても、お金のない球団はそういう生き方しかないわけで、さっき言った天野がなんで四国から出てきて活躍できたか。注目されてない。じゃあ何が大事か。スカウトの目が大事なわけですよ。なんで秋田から獲るのか。近藤というピッチャーがいましたよね。彼がスカウトになって秋田から獲ってきてるわけですよ。以前は佐伯さんが島根だとか中国地方をやってた。白武は一応全国でやってるわけなんですけど、そういうところから本当に苦肉の策で選手を獲ってきて、実際働かせてるっていうね。僕は逆にすごいことだと思います。
二宮 さっき川口さんがね、最終的にはスカウトの目っておっしゃったようにね、川口さんをスカウトしたのは木庭さんでしょう?
川口 木庭さんがなんて言ったか知ってます?
二宮 「川口、ちょっと肘を痛めたから他のスカウトの手が当たったら痛い振りをしろ」
川口 そう言われましたよ。(会場笑)で、木庭さんが一言言ったのは、「川口、ドラフトとは、スカウトとは人を獲ってくる、博打と一緒なんだ」って。
二宮 その木庭さん、俺に言ったもん。「今度いいのがおった。栗田っちゅうのは川口の上や」(会場笑)栗田何勝しましたかね?
川口 まさしく博打を打ったんですよ。川口という残像を残しながら栗田っていうのを獲ったら化けるかもしれないと。で、化けたら、木庭さんの名声がゴーンと上がる。本が書ける。印税が入る。(会場笑)
二宮 俺も木庭さん嫌いじゃないけれども、当たったことばっかりで外れたこと一個も書いてないね。
川口 まだスカウト陣も生活をかけてるっていうところには、お金が使えないっていうところのあれがあるんだってね。
二宮 お金を使わず、知恵を使えと。同じような系列ばっかり獲るなということですね。
質問者2 すいません、川口さんに最後一つだけ質問談ですけれども、以前TBSの解説で、昔広島の投手で今スカウトをやってる人が、試合中に酒を飲んで投げてたって言ってたじゃないですか。それは近藤さんですか、やっぱり。
川口 いや、それ白武です。(会場笑)あの、デーゲームでね、彼が巨人戦の…デーゲーム巨人戦ないんだ、何戦だったかな?デーゲームの試合で、すごい大事な試合だったんですよ。それで当時大下ヘッドコーチが、「白武、何緊張しとんや」。「いや、大丈夫です」。「一杯ぐらい飲んでいけ。食堂の冷蔵庫にビールが入ってるからギューっと飲んでいけ」。本当にギューっと飲んだら、七回まで抑えて。(会場笑)
二宮 今日はね、お酒を飲むっていうことでね、広島の賀茂鶴からも一応お酒をいただいてますんで。(といってあげた箱には「賀茂泉」と書いてあった)スポンサーでご紹介させていただきました。そっか、白武そんな酒飲みだったんだ。白武とか金石とかいいピッチャーがみんなパリーグ行って活躍しちゃった。もったいないですねえ。今度でもね、福井はいいよ。福井はいいですよ。あれは本当にね、貰いもの。さ、次の質問。じゃあ、後ろの背の高い眼鏡かけた方。はいどうぞ。
質問者3 えっとですね、最近カープ、トレードというものをあんまりやってない印象があるんですけども。私が振り返って鶴田投手がきたぐらいかなという気がするんですけども。なんか、別にトレードしまくれとは言いませんけども、なんでしないのかなと。
二宮 ちょっと田辺さんに聞いてみましょう。
田辺 そうですね、だから今、微妙なところなんですね。ベテランはベテランで、いってみれば将来ね、ずっと頑張ろうと思えばカープでずっと頑張れる選手もいらっしゃるわけですよ。僕は頑張ってずっとやりたいと。若手は若手で今出すと育ってる途中なんで、あれじゃないですか。ちょうどそのトレードに出やすいような方がですね、あんまりいらっしゃらないと。だんだん…今回は町田選手なんかがね、自分ではやる気満々だと。だけども出番は激減したと。当然ですね、今回の場合は。それでタイガースとしたら金本がおるからですね、金本が呼んだとか呼ばんとか言われてますけど、よう分からんですけども、そういうことでいろんな状況が固まれば本人の方からですね、出してくれっておっしゃる方もいらっしゃいますよね。最近はあんまりそういう、今回の町田選手のようなケースはあんまりなさそうなんですよね。で、あとは外からですね、「じゃあ」っていう話があるかどうかですよ。それがないからないんでしょうね。
二宮 ちょっと俺も質問していい?西山が金銭トレードで巨人行ったでしょう。今年ね、中日が一番大きかったのは川相だって言うんですよ。巨人の秘密、全部ばれちゃったと、はっきり言って。川相なにやったかっていったら、この前軽く飲んでたんですよ。井端のバントがなぜ良くなったかっていったら、左手のグリップエンドにつけてるのをちょっと上げろと。巨人のベンチから見てて「お前のバントじゃだめだぞ」と。荒木のフィールディングはなぜ良くなったかと。「お前はいつもな、ショート方向に出すぎて投げるから送球が安定しない」と。ベースの近いところで投げろよと。アップしましたよね。彼のやったことって、川口さんがおっしゃったけど、ベテランの知恵というものは、ベテランだけじゃないんですよ。西山が抜けるっていうことは、カープの頭脳が抜けるっていうことでしょう。巨人に全部丸裸でしょう。これいいんですか、川口さん?
川口 …どうなんでしょう?(会場笑)
二宮 いや、だからカープ勝ちたくないんじゃないかと思う。本当に勝ちたいんだったら、この人間は拉致して出さない…そんなことは言いませんよ。(会場笑)それは嘘ですけども、やっぱり出していい人と出しちゃいけない人と僕はあるんだなと。
川口 その通りですね。もちろん、現役をやってきた人間が、西山だったら全てのデータっていうのは、各球団のデータの西山なりのデータは全て持ってるはずなんですよ。それを木村とか、石原に伝授してるかっていったら、僕はしてないと思うんですよ。それをみすみすね、巨人に金銭トレードで行って、巨人の頭脳として西山をおいたっていうのは、巨人はある意味「ありがとう」って言いたいんですけど、なぜ金銭の中でね、出すのかっていったら、後々西山も広島に帰ってくるっていうね。
二宮 僕はね、貢物じゃないかって思うんだよね。
川口 いや、貢物じゃないと思います。
二宮 だから、頭脳の小久保。
上田 だからダイエーが小久保やった時の、小久保みたいな選手がカープにいないから、とりあえず頭脳で「これ、よろしくお願いしますよ」っていうことで。そう思いたくないけど。
川口 そうですね。この意図は何かっていうところは、これから僕も探っていきますけど。西山と今度ゴルフするんで。(会場笑)「なんでお前が巨人やねん」ゴルフ大会っていうね、お題目がついているんですけどね。(会場笑)「なんでお前が巨人やねん!巨人らしくないよね」っていうコンペをやるんですけど。(会場笑)
二宮 多分、川口さん。TBSかなにかで。ラジオかなんかで。
川口 そうですね。あとはネットで配信するとか。(会場笑)
二宮 「なぜ西山は巨人やねん」っていう情報をネットで配信するということでございます。さあ、続きましてどうぞ。じゃあ、一番左の方。金本をやせたような感じの方。(会場笑)
質問者4 あの、人気とか、カープ熱を図る上で、入場者数っていうのはバロメーターになると思うんですけど、特に平日とか、関東に住んでるファンは神宮に行ったりすると、少ないながらも、「あれ?ヤクルトよりこっちの方が多いんじゃないか」っていう(会場笑)思いもあると思うんです。で、それじゃあ、ホーム試合をテレビで、ケーブルで見た時に、切ないですね。内野が。「ファールボールにご注意ください」っていうスタンドに、注意する人がいない。(会場笑)
二宮 笑いまでとっていただいて、ありがとうございます。
質問者4 いないんならもう放送もやめればいいし。
二宮 なんか、刹那的になってきたね。(会場笑)川口さん、ちょっと答えてあげてよ。
川口 いや、だからそれがね、カープにとって一番問題であって、営業という力になる人たちが全然機能してない。要するに、オーナーの下で働いている人たちっていうのは、年配の方が十分多いわけですよね。で、若手の凄腕の選手が…選手だった人たちが、手腕をふるって球場にお客さんを運ぼうとする、そういう努力をこれからしてほしいです。今までは胡坐をかいていたと、僕は思います。で、これからはそのケーブルで見て、「『ファールボールにご注意ください』って誰もおらへんやないか!」っていうのは、よう分かってる。僕も見てて、広島に行く度に、「なんでこれだけお客さんがいないのかな」っていうね。本当にもう終わるんじゃないの?っていう時があるんですよ。それは、やはり球場に来てくれないっていうことは、それだけテレビで広島全土に放送し過ぎだって、そういう考えもあるんです。そう思わないですか?
田辺 それもありますね。バランスが難しいところなんですけどね。
川口 そのあたり、もうちょっと広島市民の人も考えないといけないし、さっき言ったね、スターの選手っていうか、「この人を見に球場に行くんだ」っていう。
田辺 それありますよね。だから今回なんか、実際ライトのスタンドがかなり盛り上がったのは嶋効果ですよね。嶋がやっぱりボールも投げ込んでくれるし、背番号55でいいプレーも見せるから、ライトスタンドは寒い日でガラガラの日もね、ライトだけやっぱり入ってましたよ。もちろん嶋の記録もかかってたんですけどね。例えばサードにそういう選手がいたりしたらですね、そこはまた埋まっていくでしょうし、今の営業活動とあわせて選手のバランスでやっていかないといけないですね。
川口 やっぱり今年ね、福岡…じゃないわ、北海道日本ハムファイターズの放送に何回か行ったんですけど、ほとんど野球を知らないおばちゃんたちが球場に来てるんですよ。で、話を聞いたんですよ、実際に。試合を見に来てるんじゃないんですよ、みんな。新庄を見に来てるんですよ。で、一番レフトスタンドから埋まっていくんですよ。レフトスタンドからずーっと埋まっていって、これがやっぱり新庄効果であったし、新庄を見たい、そういうお客さんが多かった。じゃあ、実際野球を見てるかっていったら、僕は見てないと思いますね。
上田 あのね、ただね、僕思うんですけどね、初優勝した時にね、みんな球場行ったんですよ。市民球場、あの時に超満員だったんですよ。それでね、広島でカープの主催ゲーム、今全部見れるんですよ。民放カチャカチャやったら、必ずどっかがやるでしょう?あのしくみになったのは優勝の後なんですよ。それまではね、見れない試合があったんです。優勝して、すごい、赤ヘルで人気になって、どのテレビ局も全部放送するようになって、で、広島の人は球場に行かなくなったんですよ。それはね、明らかにね、相関関係があると僕は思うんですよね。
二宮 アメリカなんかブラック・アウトっていって、客が来なくなるから放送しないんですよね。これはね、川口さんが一番よくご存知なんだけど、結局巨人戦とセットで売ってるんですよね。だから例えば、広島中日戦やりたくなくても、巨人戦とセットだから買わざるを得ないっていうことなんですよ。
田辺 二軍戦もセットになってますよ。
二宮 二軍戦も入ってるの!?(会場笑)
田辺 お得価格で。
二宮 そうなんだ。という構造があるわけですね、カラクリが。
田辺 そうですね。それで昔は色々できたんですが、今は横並びで。一つがやればみんな一緒になりますから、結局それでなべてそういう風になってしまいましたね。
上田 ただね、俺ね、極端な話、全試合見られていいと思うんですよ。全試合見られた上で、だけど球場に行った方がよりいいよ、という風に広島市民が思うかどうかなんですよ。問題は。
田辺 そうです。やっぱり、さっきの川口さんの、サービスとかいりますしね。
上田 野球なんてものはね、一にやるものでね、二番目に見るものだと思うんですけど、やっぱりテレビで見るもんじゃないですよ。球場で見るもんだっていうね。夜風に吹かれてね、市民球場の太田川の川風がね。「昔の野次はよかったですね」って、そういうのを聞きながら。「わりゃー、柴田帰れー、このー」って言ったりなんかですね、そういうのを聞きながらですね、野球を見るのが、本当は楽しいんだっていうことを広島の人はもっと知るべきなんです。でね、太田川ってね、汚いっすよ、今。それはね、たまに広島帰った時皆さんどう思うか、そういう感じになるか知らないですけどね、僕が子供の頃の太田川は綺麗でしたよ、もっと色が。でね、広島のやつらはね、毎日いるから分からないんですよ。汚れてることが。もちろん市長も分かんないと思う。でもあれね、根こそぎ掘ってでも変えなきゃね、綺麗にならないと思う。同じことでね、広島の人々はテレビの野球に慣れ過ぎたんですよ。でね、それをこれからね、変えるにはね、やっぱり野球そのものを面白くするしかない。砂を踏むしかないし。もう一つは川口さんがおっしゃったように球場をね、綺麗なもの、まともなものにするしかないんですよ。球場をまともにして野球のレベルを上げれば、客は来るんですよ。
二宮 だから球場良くなったら、選手も伸びると。
上田 そう。だからそれをやらない限りね、テレビの野球で満足する民族になってしまうんですよ。あのね、野球っつうのはね、テレビで見るもんじゃなくて球場で見るもんだっていうのをね、やっぱりみんな分かるでしょう。
川口 いや、二宮さんね、一つ僕が言いたいのは、いろんな球場で解説してるけど、広島市民球場だけ「あっ」と思うことがあるんです。
二宮 何それ?
川口 子供がいない。
田辺 行きにくいんですね、もういろんな条件があって。
川口 そう。子供がいないんですよ。要するに、お父さんとお母さんと子供が来てる。お父さんと子供が来てる。お母さんと子供が来てる。グラブ持ってる子が何人いると思います、球場に?いないんですよ。
二宮 赤い帽子被ってる子が少なくなったね。
川口 少ないんですよ。だから子供が気軽に来れる。だって、中心地ですよ?買い物にみんな来てるわけですよ。子供が野球をみれないなんておかしいですよ、あんな中心地にあって。
質問者1 そのことでいいですか?
二宮 どうぞ。
質問者1 あのですね、今年飲み放題フェアとかやったんですよ。僕、これは最悪だと思います。やっぱ、女子供をですね、呼ぼうと思えば飲み放題フェアなんかやったって、居酒屋じゃないっていうんですよ、野球場は。
二宮 トイレを良くするとかね。
質問者1 ええ。だから僕が子供にですね、そういう居酒屋のような状況の球場には行かせたくないですよ。で、評判が良かったから来年もやると。だからその発想自体が昭和なんですよ。もう、親父の発想でしか球団経営できてないんですよ。
二宮 酒飲みは安仁屋さんだけにしろと。(会場笑)
田辺 分かりました。言うときましょう、それはね。
質問者4 二宮さん。すいません、そのことなんですが、生の醍醐味っていうのはあって、それはやっぱり弱いから行かないというのとは違うと思うんですよ。そこで二宮さんに伺いたいんですが、Jリーグの発足時から浦和レッズは弱くてもファンがもう…今はファンのおかげだって見方もできると思うんですよ。その浦和レッズから見習うべきところとか。
二宮 理由は簡単ですよ。浦和レッズは、三菱自動車レッズだったら終わってますよ。あれだけ不祥事があったら。西武ライオンズ。今年埼玉県は野球もサッカーも、まあ、サッカーは最後やってませんけども、西武ライオンズは不祥事があったら、まあ、株の虚偽記載報告の問題があったりしたら、優勝パレードできなかったんですよ。本当は予定だったんですよ。できなかったんですよ。結局誰のもんかって、ファンのものでも地域のものでもなかったんですよ。オーナー様のものなんでございましたっていう風に、みんな気がついちゃったわけですよ。浦和レッズは、さいたま市になっても浦和レッズなんですよ。やっぱり地域のもんなんですよ。そういうものが、結局「俺たちのものだ」っていうことですよ。あれがもしですよ、まだ広島カープ、最近ちょっと人気なくなってきた、広島カープだからいいんですよ。もし広島の名前とって、「じゃあ東洋工業カープ」っていったら、みんな嫌がると思いますよ。そうでしょう。読売だってそうで、松井が行ったじゃないですか。読売になってから、あれ嫌になったんですよ。東京巨人軍じゃないですか、川口さんの世代はね。東京巨人軍だったんですよ。あれ「読売」ってなった瞬間に松井が批判してた。僕は正しいと思います。そっから直さなければいけません。それがまず根底ですよ。
質問者4 原点に戻って市民球団から。
二宮 まさにその通りです。
質問者5 すいません、命名権売却の件が市長から話があったじゃないですか。それについてはどう思いますか?
二宮 あのー、命名権売却の件は手段なんだけど、その前提の問題があるわけですよ。ということは、その命名権を売却したそのネーミングライツがどこにお金が入るかっていうことがありますよね。
質問者5 市長が言ったっていうところについては、どう思われますか。
二宮 だから市長がそれをやるって言うんであるなら、ここまで努力しましたよと。新球場建設のためにここまで努力して、これだけ足りませんよって。だからネーミングライツをもって補いますよって言うんであればいいんですけども、そういう努力を全くしないでね、上前だけはねていこうっていう発想は僕はね、申し訳ない、僕は秋葉市長に会ったことはないけどもね、「あなたスポーツ愛してないですね」っていうのが僕の意見ですね。さあ、続きまして。じゃあ、その女性の方いきましょうか。
質問者6 すいません、先程ちょっと出たファンサービスのお話なんですけれども、特に田辺さんとかはマスコミ関係ですので、ちょっと球団の動きに詳しいかと思うんですけども、ファンクラブって今、レディースとジュニアしかないじゃないですか。まあ、それを拡張しようとされていますけども、先程おっしゃられたお酒飲み放題の件ですね、「女子供を球場に行かせたくない」って話が出ましたけど、ファンクラブだけ見れば球場は女子供だけを優遇してるような形になってると思うんですよ。それについて、やっぱりどちらかというと中学生・高校生の野球をやってる男性の方とか、こちらにも結構男性の方来られてて。さらにはビジターの方が広島に来る機会は少ないですけれども、年に二、三回見に行けるようなファンクラブとかあったら、すごくビジターの方も広島に来やすいと思うんですけども、その辺はどのようなファンクラブの拡張って感じのことは、球団は考えていらっしゃったりはするんでしょうか。
田辺 まあ、面倒くさがりやですからね。あんまり考えたくなかったんですけど、今回については65歳以上の方の新しいファンクラブを作ろうと。(会場笑)ということをね、一応考えたんですよ。なぜかというと、普通のサラリーマンの方はほっといてもね、来るんで、そういう風に割引しなくても来てくれるであろうという球団の今の発想なんですよね。で、今皆さんおっしゃった中に随分出てきましたけど、同じ広島でも、全部を、誰でもサポーターに、年齢制限のないファンクラブを作ったサンフレッチェの場合は、子供いっぱいいますよ。特に五月の連休なんかは五百円とかですか、やるんですけども、子供の方が多いぐらいですよ、スタジアム。そしてもう、14000人ぐらい、平均集めたりしますよ、サンフレッチェの方が。カープ、ちょっと追い付かれてますよ。ですから、広島の同じ市場でやっても、サンフレッチェの方は子供が多いのに、市民球場はいないと。で、サラリーマンにはサンフレッチェの方は特典のあるファンクラブやってるわけですから。カープはやってないと。ですから最近、広島のマスコミの論調では「サンフレッチェはできとるのに、なんでカープはできとらんのや」というのが多くなってきてますよ。一番カープが腹の立つところなんで、痛いところを付かれだしとるんですけどね。
質問者6 そうですね、そのサラリーマンについてなんですけど、例えば日本ハムなんかは会社帰りのサラリーマンがきやすいように「730チケット」っていって19時半以降の入場が半額になったりしているじゃないですか。そういうことはカープはされないんですか。
田辺 だからそれがね、面倒くさいんですよ。非常に作業が煩雑になるんですけども。ここでね、カープを庇うわけじゃないんですけども、職員の数があまりにも違いすぎるんですよ。カープは少ない方で、手でですね、あまり電算化もされてないんですね。こうやってることがあるんで。
二宮 逆に言えば、そのためにはやっぱり経営体質を変えるしかないんですよね。
田辺 投資してそういうシステムを作ったりしないと、みんながね、家に帰れなくなってしまいます。そういうのでは。
二宮 すいません、ちょっと時間がなくなりましたんで、はい。どうぞ。
記者 質問じゃないんですが、私、中国新聞東京支社の増谷と申します。あの、今日は本当にありがとうございます。我が社からこれ(樽か樽の後ろにかけてあったノボリ)を贈らせていただきまして、ご協力ありがとうございます。今日昼間はですね、相当な方に来ていただきまして、大阪で670人で集まった額の数倍が集まりました。どうも、皆さんの中で来られた方もおいでになると思います。ありがとうございます。それでこういう会ができるのを、東京でも随分長い間なかったので期待してまして、中国新聞に対するご批判もあろうかと思いますが、今日はスポーツ担当の時永というのをおいてまいりますので、あとそれに批判をぶつけていただければ。(会場笑)今後とも折あるごとにこういう募金を展開してまいります。今日も非常にご協力頂きましてありがとうございます。我が社はここの目と鼻の先の銀座の五丁目にありますので、是非お立ち寄りください。今日はですね、募金のことを中心に書きました。この催しがちょうど同じ日にぶつかってしまったので、このことも記事に書いておりますので、明日の新聞をご入用の方は是非お尋ねください。お邪魔しました。ありがとうございました。
二宮 さあ、大分時間もありませんが、はいどうぞ。えっと、じゃあ前の、そのあなた。
質問者7 皆さんはじめまして、シライと申します。今日の全ての質問とかに通じると思うんですけど、松田オーナー、そしてカープの経営者の人たちは、カープのこと、野球のことを愛しているんでしょうか。で、本当に強くしようとしてるんでしょうか。それをお聞きしたいのと、十二球団で唯一市民球団なので、オーナーは金を出すんだったら口を出してもいいと思うんですけども、今の松田オーナーは、そう、読売のような感じで私財をぐーっと、というような感じではないんで、ある意味、オーナーをバルセロナのように。
二宮 そうしようね。
質問者7 はい。で、公募制にして、何人か出てきて、「私だったらこういうこと監督を持ってくる」。そういうことをやってほしいなと。
二宮 それは田辺さんと川口さんに一言ずつお願いしましょうか。
田辺 はい。今まではね、オーナーをはじめ、皆さん何もしなくて、もう十年以上、カープ、五十年に優勝して以来黒字なんで同じやり方でよかったんですよ。だけども愛して、強くしようというお気持ちは非常にありました。ただ、そのやり方は変えなかったんですよ。で、急に球界再編になって大急ぎで変えてると。そういう現状ですね。
川口 一番最初に言った「カープを本当に愛してるのか」というところでは、僕は疑問だと思います。やはり営業あっての会社存続であるわけですから、野球が好きだとは思いますけど、本当に強くしようとは思っていないと思います。本当に強くしようと思うんであれば、もっと体制が変わっていいと思いますし、例えばいろんな形でサポーター、例えばトレーナーであるとかね、いろんな形でバックでサポートする人たちを強化すれば、選手の怪我っていうのも少なくなって、いいプレーが生まれてくるわけじゃないですか。そういうところに意外とお金を使ってないなっていうところを僕は感じるんですよね。だから選手っていうのは、本当に選手一人一人を見て、本当に五体満足で野球をやってる選手って少なくて、どっかに爆弾をかかえながら野球やってる選手って、もうザラなわけですよね。それをどれだけサポートしてあげれるかっていうところでは、少し体制が弱いような気がしますね。まあ、そういうところから少しずつ変えていかれた方が、やはりいいプレーを見に来る、選手を見に来るために球場に来ているわけですから。その人が怪我している、出なかったらやっぱり来た人も残念がるわけですから、そういう意味では少しそういうバックアップ体制っていうのがね、もう少しお金をかけてもいいんじゃないかなっていう風には思いますね。
二宮 今の質問、僕は時間ないんで一言言いますけど、球団より自分を愛していると思います。自分の立場を愛していると思うんです。さあ、時間ないんであと一つだけ。じゃあ、せっかくだから赤い服を着て来てもらってる方。(赤い服の人が二人出てくる)じゃあ、二人で。すごい格好で来られましたね、お二人。

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